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微積分学の発展 第4回

微積分学の発展 第4回

復習

とは?

の3つを満たすもの.

群の性質

単位元の一意性

命題

群において,単位元はちょうど一つ存在する.

証明

の単位元 があったとする.

逆元の存在を考えると,

ここで, について,

よって となり,単位元は高々1つしか存在しない.

逆元の一意性

命題

各要素に対する逆元もちょうど一つ存在する.

証明

の逆元 があったとする.

このとき,

よって, となるため, の逆元は高々1つしか存在しない.

逆元の逆元

命題

に対して,
である.

証明

環の性質

命題

において,

証明

和の単位元は 以外には存在しない.実際,先の命題において,

となるような が存在するならば, である.」

を証明している.

いま, を考えると, 「 となるような が存在するならば, である」

ということがわかる.

具体的に とすると,

よって, である.

体の性質

命題

において,次が成立する.

証明

を仮定.

ならば, であることを示せば良い.

の定義より, の逆元 が存在する.

よって,

順序体の性質

命題

順序体において,

証明

を仮定する.

このとき,両辺に を足すと,

よって, が示された.

よって, が示された.

参考


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